埼玉県本庄市で瓦屋根の修理をおこないました(棟の取り直し工事)
埼玉県本庄市で
「棟の取り直し工事」という瓦屋根の修理をおこないました。
昔は棟に耐震金具を入れていないことが多いので、地震のさいに崩れる恐れがあります。実際に3/11の震災では棟金具の入っていないお家は棟が総崩れになっていました。
棟の取り直し工事
とは?⇒
【傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ
】
既存の棟の様子です。通りはまだそこまで曲がってはいないですが、漆喰の剥がれが目立っています。
漆喰を撤去し、耐震金具を取り付けていきます。
金具が外れないよう65㎜ビスで隅木に留めつけていきます。取り付けるさいにラインに注意しなければいけません。ここで曲がって取り付けてしまうと、仕上がりに影響が出ますので、しっかりと芯を中心にしていきます。
あとは野縁を取り付けて、漆喰の準備が完了です。
「なんばん」という黒色の漆喰で、詰めていきます。昔は中心に葺土
を入れて、外側を漆喰で仕上げていくのですが、やはり耐久性に疑問が生じてきます。今では漆喰のみで仕上げていくので、耐久性はバッチリですね!
丸(棟瓦
)の幅でラインを出し、そのラインを超えないように漆喰を詰めなければなりません。ラインを超えると瓦からはみ出して雨漏りの原因になります。
最後に丸瓦をのせて、パッキン付きのビスで野縁に留めていきます。パッキンをつけることで
雨水の侵入防止と
瓦の
割れ防止に繋がります。
通り(真っ直ぐになっているかどうか)を確認したら、
棟の取り直し工事は完了です!
「街の屋根やさん藤岡店」は屋根工事の専門店となっています。瓦の修理は何百とやってきましたので、お悩み事・お困り事がありましたら、お気軽にお問い合わせください!⇒
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