日本の住宅の外壁のほとんどがサイディングボードになってきていますが、その中でも最も多く使われているのは「窯業系サイディングボード」です。
このサイディングボードは、セメントと繊維質系を主な原料として形成された外壁材です。
窯業系サイディングボードの一番のメリットは、デザインやカラーバリエーションが豊富なところです。外壁はお家の外観のイメージにかかわってくる大切なところです。
性能的には防火性・遮音性に優れています。
また、ほかの外壁材に比べると安価で工事費用も安いため、選択の幅が広がります。
なので、お客様の様々な要望に応えることができます。
窯業系サイディングボードのデメリットは、吸収性が高いという点です。ボード自体に防水機能はありません。なので、工場で表面に塗装を行い防水機能を持たせています。
また、ボードの一枚一枚の隙間にはシーリングといったゴム状のものが施してあります。そこが劣化してしまうと、そこから水が浸入してしまいひび割れなどの原因を引き起こしてしまうことがあります。